おがちゃんブログ、この人と、ツーショットの写真、羨ましいですね。
ちょうど、この本を読み終えたところです。
いろいろと書いてありますが、注目すべきは、教育についての提言です。
22章、「製造業の宿命」を乗り越えよう。
明治の開国いらい、均質によく教育された人材をそろえて、欧米に追いつけ追い越せで、大成功をおさめてきた。
この高度成長は、日本の工業化教育の成果ではあるが、欠陥のない製品を効率よく製造する、それに励んでいれば、大丈夫という思い込み=「物作り神話」に陥ってしまっている。
ここへ、きて、韓国、台湾、中国の追い上げが、凄まじく、日本の競争力は失われてきている。=ある程度教育された均質人材を揃えた競争なら、人件費が安く、人口の多い方が勝ち。
日本が「「製造業の宿命」を乗り越え」発展を続けるには、イノーベーションしかない。
イノーベーションは、地道な積み上げの上に育つものではない。
23章、教育の時代から研究の時代へ。
イノーベーションを引き出すに、必要なのは、インスピレーション。
均質化教育をやめて、「変人」を許容する社会にする必要がある。
明治以来の成功体験の刷り込まれた現世代の頭の切り替えは、かなり難しい。
教育制度の改変は、以外に早々と効果をあげそうに思えます。」とあります。
ともかく、次世代を、「think different!」(=アップルの広告ですが)ができる社会に。
以上、僕の考えも多少入ってますが、紹介してみました。
ここまで、書いてきて、我が、「わらころ」を眺めるに、次世代社会の模範みたいな組織ですね。 つまり、わらころ精神=自分で責任を取る限り、何をやっても自由である。何の束縛もない。
最後は、わらころ」礼賛になってしまいました(笑)。