2012年6月14日木曜日

「はやぶさ」式思考法

 おがちゃんブログ、この人と、ツーショットの写真、羨ましいですね。


 ちょうど、この本を読み終えたところです。
 いろいろと書いてありますが、注目すべきは、教育についての提言です。

22章、「製造業の宿命」を乗り越えよう。
 明治の開国いらい、均質によく教育された人材をそろえて、欧米に追いつけ追い越せで、大成功をおさめてきた。
 この高度成長は、日本の工業化教育の成果ではあるが、欠陥のない製品を効率よく製造する、それに励んでいれば、大丈夫という思い込み=「物作り神話」に陥ってしまっている。

 ここへ、きて、韓国、台湾、中国の追い上げが、凄まじく、日本の競争力は失われてきている。=ある程度教育された均質人材を揃えた競争なら、人件費が安く、人口の多い方が勝ち。

 日本が「「製造業の宿命」を乗り越え」発展を続けるには、イノーベーションしかない。
 イノーベーションは、地道な積み上げの上に育つものではない。


23章、教育の時代から研究の時代へ。
 イノーベーションを引き出すに、必要なのは、インスピレーション。
 均質化教育をやめて、「変人」を許容する社会にする必要がある。
 明治以来の成功体験の刷り込まれた現世代の頭の切り替えは、かなり難しい。

 教育制度の改変は、以外に早々と効果をあげそうに思えます。」とあります。
 ともかく、次世代を、「think different!」(=アップルの広告ですが)ができる社会に。

 以上、僕の考えも多少入ってますが、紹介してみました。

 ここまで、書いてきて、我が、「わらころ」を眺めるに、次世代社会の模範みたいな組織ですね。 つまり、わらころ精神=自分で責任を取る限り、何をやっても自由である。何の束縛もない。
 最後は、わらころ」礼賛になってしまいました(笑)。
 

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