現在、多くのサーバのOSとして使われている、LINUXは、1991年、ヘルシンキ大学の大学院学生のリーヌス・トーヴァルズが、メモリ4M、HDD=40MのPCを使って、書き始められた。
LINUXの発展は、彼が、そのソース・コードをインターネットを通じて、一般公開、自由に使っても、改変してもよいと、より良いOSを求めて、開発協力者を求めたところから始まった。
従来、大規模ソフトウエア(OSなどは、まさに、この範疇)の開発は、有能なマネージャーのもとで、管理され、きちっとした統制のもとに、作られなくてはならないと考えられていた。
ところが、LINUXの場合、呼びかけに応じて、腕におぼえるのある、何千人ものハッカーたちが、我こそはと、無給で参加して、大した管理もないままに、きちっとした巨大OSが立ち上がって行く。(この場合のハッカーは悪い意味ではなく=腕利きのプログラマーの意味=下記リンク参照のこと。)
ハッカーになろう
WWWサーバ・ソフトのApache も、Perlも、Rubyも、Pythonも、オープンソースで、発展を遂げたものは、数えきれない。
以下の2書は、いずれも、オープンソースについて、why? How? What? Who? が書かれている。
ざっと、一読してみましたが、この本の論が正しいのかどうかは、よくわからなかった。
2011年1月22日土曜日
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