2012年7月28日土曜日

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説

 
 もはや、ビジネスには、無縁の僕ですが、面白かったです。
 とい云うか、個人的な処世の書として、読んでも、示唆にに富んでいると思います。


 
 著者は、靴の通販を手がける会社の社長さん。
 会社経営の基本方針を、10項目にまとめ、それを忠実に実行して行くのですが、利益最優先のせちがらい、この市場社会で、こんな綺麗ごと、マジかいな?」思われる項目が、いっぱい。
  ・コミュニケーションにより、オープンで、誠実な人間関係を築く。
  ・謙虚であれ。
  ・・・・・ 


  これで、立派に成長、アマゾンを震撼させた」とある。
  結局は、アマゾンの子会社になっちゃたけど、経営方針は変えないと云う条件で。


 「あなたの人生のゴールは、何ですか?」 いろいろあるが、結局は、「幸せ」。
 「サイエンス・オブ・ハピネス」を勉強した結果、「幸せを届ける会社」を企業ブランドとする」だそうです。 


 幸福感の3つのタイプ。 快感、情熱、崇高な目的。 この順に、幸福感は、長続きするとか。 


 著者のトニー・シェイは、中国系アメリカ人。
  こう云う人が、起業家の中に、居るってことが、アメリカの強み。
  しかも、この人のルーツ、10億を超える人口を擁する中国は、急速に力をつけてきた隣国。 この手の頭のいい人が、沢山いるかと思うと、脅威ですね。
  資本主義社会の、グローバル・スタンダードに、唯々諾々と、追従するだけでなく、我が国からも、革新的な考え方をする起業家がでて欲しいです。


  最近、読んだ中の、お勧め本です。

月収500万円の不登校・中学生youtuber

 この「キメラゴン」と称する15才の不登校を売りにする中学生youtuber がネットで話題になってます。  目を剥くような高収入もさることながら、youtube に本人が出てきて、立て板に水を流すように喋る、その学校批判も、なかなかのものです。  この勉強に何の意味がある...