この夏は、暑すぎるので、毎日冷房に入って、ごろごろしてます。
おかげで、本がいっぱい読めます。
この本は、地球の破滅を救うために、日本の果たす役割を論じた大きな題目の本なんですが、
この中に、表題のような話題がとりあげられています。
乾電池に豆電球を一つつなぐ。 豆電球が点灯する。
その電池に、豆電球をもう一つ、並列につなぐ。 豆電球の明るさはどうなるか?
だいたいの人は、並列だから、それぞれの豆電球の明るさは変わらないと答える。
実験をされてみるがいい。 2つ目をつないだとき、ぱっと暗くなるのが、目ではっきりとわかる。
(そうである=僕は、実験してないから、なんとも言えないが)
これを、学校でやる。 生徒は暗くなった」と云うが、先生は、「暗くならない」と云う。
これでは教育にならない。
あげくの果てに、「それは、君たちは、まだ覚えなくていい」と云う言葉が飛び出す。
こうなると、その先生、理科を教えるのが恐怖になりますよね。
科学立国を標榜するなら、理科専任の教員が必要なのでしょうね。
2010年8月24日火曜日
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5 件のコメント:
いつだったか、クローズアップ現代でも取り上げてましたね。先生の理科離れ。
先生の知識の問題もさることながら、児童の発見を否定する前に、一緒に考える姿勢がないと。
覚えさせることが育てることではない、考える姿勢をかもす事が育てることに通ずるのだが。
ギョーカイ用語で言うと、電池の内部インピーダンス(あるいは、「内部抵抗」の問題なんですょね。
先生は、「電池の内部インピーダンスはゼロ」と仮定して考えている。実際には、電池の内部インピーダンス(直流だから「内部抵抗」と読んでも良いけど)は、仮定のようにゼロではないので、負荷が重くなると電池の端子電圧は下がり、これが「暗くなった」ように見えるかも知れません。
特に電池が弱っていて、内部抵抗が大きくなっていると、負荷を重くする(電球を並列に接続する)と明らかに暗くなるでしょう。
一方、充電済みの新品バッテリなどでやると、豆電球を1つから2つにしても、1個の電球の明るさには、気づくほどの変化は出ないでしょう。
権兵衛さん、nemossan、コメントありがとうございます。
数年前、JCOMのTVが映らなくなって、きてもらったことがあります。
屋根の上にあるブースターまで、電気が届いてない」ところが、オープンにすると、電圧はでている。
ブースターに接続するとトタンに電圧がドロップ。
何故だろう、困った困った」とやってましたね。
僕は、そのさらに何年前、同じくJCOMの工事人が、屋根の上で、ケーブルをコネクタで接続、それをビニールテープで巻いただけで、樋に、ほりこんだのを見てましたので、「コネクタさびてない?とりかえてみたら」で問題は解決。
自称電気のプロの工事人でも、この問題、理解してない人もいるんだから、理科の嫌いな先生には、ちょっと酷だよね。
文部省の指導要領に、電池に豆ランプを並列接続したら、明るさは変わらないと」教えなさいとでも書いてあるんじゃないのかな?
「実験をされてみるがいい。 2つ目をつないだとき、ぱっと暗くなるのが、目ではっきりとわかる。」と東大総長先生は仰いますが、例えば自動車用の新品バッテリーを完全充電しておくと、自動車のテールライト用のランプを1個から2個にしても、暗くなったとは感じられないでしょう。
そういう意味で、総長先生もご自分の前提から一歩も出ていないので、「自分の前提から出られない人」を責めるのは、あんまり誉められた発言ではないですね。
「オープンにすると、電圧はでている。ブースターに接続するとトタンに電圧がドロップ。」の件ですが、測定には、計器の入力インピーダンスが高い(これが理想的)デジタルテスターなんかを使ったんでしょうね。
入力インピーダンス(入力抵抗)が、あんまり大きくないアナログテスターなんぞを使うと、結構、低い電圧が表示されます。
だもんで、「この電池、まだ使えるかな?」と判断するときには、高級なデジタルテスターなんぞは、あんまり役に立たず、入力抵抗があんまり高くない安物テスターの方が便利なんですょね。 (^_^)
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