待っていた、塩野七生さんの「十字軍物語 3」がでましたね。
早速買ってきました。
これから、お正月にかけて、ゆっくりと読みます。=楽しみです。
第3巻は、僕が読み終わるまでは、貸し出せませんが、わらころ図書館に、
これの1,2巻は、登録してありますので、貸出希望の方はどうぞ。
「ローマ人の物語」全15巻を読んで以後、すっかり「塩野教」信者に、なってますが。
彼女の本で、「日本人へ、リーダー篇」って云うのがあります。=相模原図書館で借りれます。
その中で、今の日本の置かれている局面を的確に、とらえている記述がいくつかあります。
「なぜか、危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。 首をすげ代えれば、危機も打開で
きるかと、人々は、夢みるのであろうか。 だがこれは、夢であって現実ではない。」
「危機の打開に妙薬はない。やらなくてはならないことは、わかっているのだから
それを、やり続けるしかない」
「政策は、継続して行われないと、力のムダ使いになり、おかげで、危機は
一層深刻化する。」
塩野七生さんは、2千年前のユリウス・カイサル(シーザ)を恋人にしている人
ですが、シーザは、「人間ならば、誰にでも、現実のすべてが見えるわけではい。
多くの人は、見たいと思う現実しか見てない。」と言ってますね。
原発事故は、多くの人、為政者も含めて(日本の多くのエリートが)、見たいと
思わない現実なので、見ないことにして過ごしてきたのでしょう。=多分。
1000兆円にならんする国の債務も、国が破産するのも見たくないでしょうから、
見ないことにして、そんなものは無いことにして、どんどん借金する。
「いかなる分野でも、共通して、必要とされる重要な能力が、一つある。
それは、想像力だ!」
これは、500年も前、マキャベリの遺した言葉だそうです。
2011年12月16日金曜日
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