サッカーW杯にも、出ていた、人口、わずか350万の南米の小国・ウルグアイのムヒカ大統領。
給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、
町からはなれた農場で奥さんと暮らしています。
花や野菜を作り、古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。
2012年、ブラジル・リオデジャネイロで、開かれた、「環境が悪化した地球の未来について」話し合う国際会議でのスピーチだそうです。
いまの文明は、わたしたちがつくったものです。
便利でもっとよいものを手に入れようと、さまざまなものをつくってきました。おかげで、世の中はおどろくほど発展しました。
しかしそれによって、ものをたくさんつくって売ってお金をもうけ、もうけたお金でほしいものを買い、さらにもっとたくさんほしくなってもっと手に入れようとする、そんな社会を生み出しました。
いまや、ものを売り買いする場所は世界に広がりました。わたしたちはできるだけ安くつくって、できるだけ高く売るために、どの国のどこの人々を利用したらいいだろうかと、世界をながめるようになりました。
そんなしくみを、わたくしたちはうまく使いこなしているのでしょうか。それとも、そんなしくみにおどらされているのでしょうか。
飽くなき欲望におどらされ、情けようしゃのない競争をくりひろげる、行き過ぎたグローバル資本主義に、強い疑念を述べておられます。
2018年7月24日火曜日
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2 件のコメント:
>飽くなき欲望におどらされ、情けようしゃのない競争をくりひろげる、行き過ぎたグローバル資本主義に、強い疑念を述べておられます。
それもこれも、子どもの時から自分で考え、自分から行動していないから、ということも
影響していませんでしょうか? 大人が自然に生まれる子どもの興味を潰してしまって・・・
縦社会の弊害もそれに輪をかけている、そんな気がしてなりません。
このところ、そんな壁にぶつかり、ガックリすることばかり。。。
蜘蛛の巣の中でもがいているような思いをすることしばしばです。
このシリーズの絵本に「世界でいちばん貧しい大統領からきみへ」というのがあります。
(広告をみただけで、買って読んでませんが。)
そこに、
「子どもは、遊んで、遊んで、遊んで、幸せにならないといけない。
知識、知識、知識、情報、情報、情報、と急いで与えてはいけない。
子どもはゆっくり育つべきなんだ。」とあります。
学校で、塾で、わけわからん知識、情報をやたら、詰め込みすぎるのが
よくなのでは?
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