2020年1月3日金曜日

日本への警告



 この本の第1章に、「日本人が見て見ぬ振りをする、破滅的な未来」とある。
「私は、10年以上前から日本社会が抱えている問題を指摘してきた。
 少子高齢化や多額の財政赤字に伴う恐るべき長期債務残高など。」
 日本人は問題を認識しながらも、本気で解決しようとしてこなかったように見える。
 とあります。




 1000兆円をはるかに超える借金を抱えた自分の国の先行きを心配しない国民はいないと思うし、だから10%の消費税への移行も賛成したのだが。
 2020年度の予算では、その増税を借金を減らすのに使うのではなく、高等教育の無償化などと云う、何の意味もない所に使うことにしたばかりか、さらに借金を積み増す予算編成になっているのには、本当に驚いてしまう。
(何故、何の意味もない所か」については、欄外に掲げる本=「東大を潰しました!」に書いてあります。)

 とりあえず、景気が悪くなるのが、嫌さで、今年も大判振る舞いをやる。
 先日の朝日新聞の「多事奏論」の編集委員の原真人氏による「反緊縮の先 国家破産の日は突然に」との記事もあるように、こんなことがいつまでも続くはずはない!=必ず破綻する日がくる。

 時代は変わり、情勢はすっかり変わったことも、ロクにわかってないのか、かっての高度成長期に経験した、昔の夢よ、もう一度とばかり、諸策を総動員して財政エンジンの空吹かしをして、成長戦略をとるが、経済は、一向に成長しない。
 もう、バカの一つ覚えみたいに、成長、セイチョウを連呼する政策はやめませんか。 日本には、合ってないし、無理ゲーのようです。

 国家破産を免れるには、直ちに、教育改革を断行。 育ってくる若者にまかせること。 間に合うかな?

「東大を潰しました!」が出版されて、早いもので、2年ほどになります。 さる方から、書きなぐりの本、「東大を潰しても、日本は変わりません!」と言われてしまいましたが、今、読み返してみても、内容は、全く古くなってません。
 皆さんは、この問題に対して、どのように考えておられるのでしょうか?
 気にはしてるが、暴動を起こすほどの元気もないし、まぁ、静観するより手がない。」と言ったところでしょうか?

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